【米国株投資】2021年4月上場の注目米国株3選
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
今日は2021年4月に新規上場した注目のアメリカ株について売り出し価格が大きいものを3つ紹介したいと思います。
新規上場の株を知っておくことで、今のアメリカについて知ることができます。
もしかしたら将来GAFAMと並ぶ企業が出てくるかもしれないと思うとワクワクしますね。
本記事で紹介するIPO株
- Coinbase
- Robinhood
- TuSimple
目次
1. Coinbase
Coinbaseはアメリカ最大のビットコイン、暗号資産の取引企業です。ご存知の方も多いかもしれませんね。実は上場したのはつい最近なんです。
5600万人のユーザー、100カ国以上での取り扱い、2230億ドルの資産を持つ、まさにビットコイン界の雄です。
暗号資産の時価総額は今や1600兆円を突破するほどに市場は拡大しています。将来性はバッチリですね。
直近の財務状況を見ても右肩上がりに業績が上がってきていることがわかります。
Coinbaseの財務状況
https://s27.q4cdn.com/397450999/files/doc_financials/2021/q1/Q1'21-COIN-Shareholder-Letter.pdf
株価を見てみると、上場初日から下がってきていることがわかります。期待の高さから初日にかなりの高値になっていることから、今下がっているのは自然な気がします。
今後の株価推移に注目していきたいです。
Coinbase株価推移
2. Robinhood
投資界隈では話題になったRobinhoodの上場も最近でした。
Robinhoodの特徴は何と言っても手数料なしで株の売買ができることです。 これによって多くの20~30代の若い世代が投資を始めるきっかけになりました。
従業員数が3000にも満たない会社が世界を変えるのですから、やっぱり米国株には夢がありますよね。
2020年5月には1300万人のアクティブユーザーが登録されている事を公表しています。現在はユーザーが2000万人になっていることが予想されています。
全ての人に金融取引を解放するとうビジョンを持って作られた会社という事もあり、ホームページでは初心者でも投資の勉強ができるように、投資の情報が発信されています。
Robinhooodの収益源はプレミアム会員の会員料金、売買データの販売などになります。
Robinhoodの収益は毎年倍増しており、成長率の高さが伺えます。
Robinhoodの財務状況
ただし、手数料の無料化が他の企業でも行われるようになってきたため、何かしらの差別化を行うことが今後の成長の鍵になりそうです。
株価を見ると、Robinhoodの株価は上場当初は急激に値上がりしましたが、その後ゆっくりと下降しています。
Robinhood株価推移
3. TuSimple
中国の自動運転トラックのスタートアップ企業であるTuSimple(ツーシンプル)を紹介します。
トラック業界の安全と効率を向上することを目標にに立ち上げられた企業です。
知らない人も多いと思いますが、今後の市場規模が4兆ドルとされているトラック運送業界において、自動運転のリーディングカンパニーとして期待されています。
TuSimpleの売り上げは年々上がってきていますが、営業利益は右肩下がりです。
営業利益の赤字は開発費の高騰が原因になっているようですので、今後の売上が伸びていけば挽回可能です。
モルガン・スタンレーもTuSimpleに対しては楽観的な見通しを示しています。
TuSimpleの財務状況
TuSimpleの株価をみてみます。
赤字の発表により一度は株価が下がりましたが、その後反発し、日々上下に動いている状態です。
JPモルガンは目標株価を55ドルに設定しているとのことなので、まだまだ伸び代がありそうな株です。
TuSimpleの株価推移
その他の企業
他にもモバイルアプリ市場で急成長を遂げているApplovinやロボティクス・プロセス・オートメーションのプラットフォームを開発するUiPathなど、今後の成長が期待される企業が上場しています。
Applovinの株価推移
UiPathの株価推移
最後に
4月に上場した米国株の中でも今後の成長が期待される注目株を紹介しました。
本記事で紹介したIPO株
- Coinbase
- Robinhood
- TuSimple
その他で紹介したApplovinやUiPathも含めて、時代の変化にしっかり乗った事業を展開している素晴らしい企業が多かったです。
今後の成長が楽しみです。
【投資初心者注意】 ほったらかし投資のデメリット3選
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
最近、オルカンやS&P500連動のETF/投資信託に集中投資するインデックス投資家が増えていますね。
インデックス投資のメリットは
- 手間がかからない
- 分散投資ができる
- 安定したリターンが見込める
などがあり、忙しい主婦やサラリーマンにとっては本当にありがたい存在ですよね。
ETF/投資信託にお金を入れてほったらかしてたらお金が増えていくというほったらかし投資の書籍もよく目にします。
- 価格: 1650 円
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一見メリットばかりのほったらかし投資ですが、デメリットはないのでしょうか。
人間は自分に都合の良い情報しか取り入れようとしない心理的バイアスがあります。
ほったらかし投資を始める上でメリットばかり見ていた方は一度デメリットにも目を向けて冷静にほったらかし投資を分析してみてはいかがでしょうか。
本記事では投資を1年経験した筆者が実際に感じたほったらかし投資のデメリットをあげたいと思います。
本記事のまとめ
ほったらかし投資のデメリット
- 配当・株価優待がない
- 短期的な利益はあまりない
- 元本割れリスクに対する心構えができない
デメリット1: 配当・株主優待がない
配当がある投資信託もあると思いますが、ほったらかし投資でよく選ばれているのは分配金を自動で再投資する投資信託がほとんどだと思います。
基本的にほったらかし投資は、長期的な視点に立ってメリットを得ようとする投資手法です。
例えば20年間もの長い間、コツコツ節約して積立NISAを継続して行くのは精神的にかなり大変だと思います。
自分の努力に対して少しぐらい見返りが欲しいのが人間です。
その点で言うと、配当金や株主優待は自分の頑張りに対しての見返りをわかりやすい形で受け取ることができます。
私はインデックス投資と優良高配当株を自分の目的に照らし合わせてバランスを考えて投資を行っています。
有名ブロガーのコビト株さんは優良高配当株への投資を行い、配当金は再投資に回すのではなく、どんどん使っていくことを推奨しています。
ずっと積立し続けるよりもこっちの方が自分のスタイルに合っているという方はぜひ参考にしてみてください。
デメリット2:短期的な利益はあまりない
多数の企業に対して分散できるメリットがある反面、各株価の上下が平均化されるため短期的な利益が見込めないデメリットがあります。
そのため短期でガツンと稼ぎたいと考えている方にはあまり向きません。
私も投資信託を始めて間もない頃は、基準価額の動きが小さいのにやきもきしていました。
例えば20年前アップルの株を買っていれば今頃その株価は100倍以上になっていました。と言う話はよく聞きますが、そのような投資ドリームは投資信託では起きることはないでしょう。
リターンが小さくなる分リスクも少なくなるのでメリットでありデメリットでもありますが、自分の計画に照らし合わせてどのくらいの利率を目指しているのか、どのくらいのリスク許容度があるのか等を考えてポートフォリオを組んだ方が目的にあった手段になります。
デメリット3:元本割れリスクに対する心構えができない
私はこれが1番のデメリットだと思っています。
現在、アメリカや全世界の株価は上昇傾向にあり、インデックス投資を実施している人達はその恩恵を受けているはずです。
Twitterなどをみていても投資初心者の多くの方がインデックス投資で20%の利益率を達成しています。羨ましいですね。。。
ただし、これはあくまで株価が上向いてきている今だからの話です。
ご存知の通り景気には波があります。今増えた20%の利益がある日突然0%もしくはマイナスに転じることも可能性としてはもちろんあります。
初めて元本割れを経験してしまうと、不安で押しつぶされそうになり、感情的な決断をしてしまうこともあります。私も株を始めて間もなく元本割れを経験し、気が動転してしまい、損失を出してしまうことがありました。
特にほったらかし投資をしてる投資初心者の方は本やYouTubeでおすすめしたからやってみたというように自分の投資に対する根拠が薄い状態で投資している方が多いと思います。
そんな中で利益率がマイナスになると、どうしても不安から感情的な判断をしてしまします。
景気が下向いた時に感情的な決断をしないためには、自分の投資決断に十分な根拠を持った状態にしておく必要があります。
投資根拠を築き上げて、感情に揺さぶられないようにするためには、データを基にした自分なりの分析が不可欠と考えます。
ほったらかしていたら100%儲かるなんて話はありません。投資の世界に足を踏み入れる限り、日頃のデータ収集・勉強を少しでもやっていった方が損する確率は低くできそうです。
最後に
ほったらかし投資のデメリットを紹介しました。
ほったらかし投資のデメリット
- 配当・株価優待がない
- 短期的な利益はあまりない
- 元本割れリスクに対する心構えができない
誰かがほったらかし投資は良いと言っていたからと言うだけで投資判断するのではなく、デメリットにも目を向けて自分の目的に合う手段なのか自分自身で考えて決断することが大切です。
【投資初心者必見】データドリブン投資を勧める3つの理由
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
今日は私が勧めているデータドリブン投資についてそのメリットをお伝えしたいと思います。
ちなみにアメリカでデータドリブン投資を実践されているこのアンドレスさんはS&P500の6倍の成績を挙げているみたいです。羨ましいですね。
本記事のまとめ
データドリブン投資のメリット
- 将来に目を向けられる
- 思い込みがなくなる
- 自信がつく
目次
データドリブン投資とは
そもそもデータドリブン投資って何かという話ですが、単純に言うとデータを基に投資の判断をするということです。具体的に言うと財務状況や経済ニュース、経済指標などを踏まえた上での投資のことです。
そんなのもうやってるよ!という投資経験者はたくさんいらっしゃると思いますが、特に投資初心者の方は周りの声を聞いてなんとなく投資先を決めてる方も多いと思います。
周りの声を聞くことが悪いわけではないのですが、そこに自分で調べたデータを組み合わせることで今までの自分との差別化ができ、投資家としてステップアップすることができます。
なにより、自分で調べて投資して利益が出た時の方が数倍嬉しいです!
もうすでにこれがメリットなのですが、これに加えてあと3つメリット紹介したいと思います。
メリット1:将来に目を向けれる
株価が決まる要因はいくつかありますが、将来性という因子が大きく効いています。
データを基にしない投資を行うと、どうしても今に焦点があたってしまいます。
今、株価が上がってるから今後も上がるだろう。
一度下がったからここから上がるだろう。
こんな風に客観的根拠がなく今に焦点を当てて投資すると不確実性が大きくなってしまいギャンブルに近いものになってしまいます。
例えば、世界のたばこに対する法規制や喫煙率の推移を知っているAさん。
JTの株価と配当金しか知らないBさん。
どちらがJTに対してより適切な投資判断をできるでしょうか。
情報は力です。日々の経済ニュースや世界の動向を知ることで、自然と将来に目を向けることができるようになります。
メリット2:思い込みがなくなる
ニュースでよく報道される殺人事件。実は50年前と比べて事件数が2割に減ってるって知っていました?
ニュースやブログを見て経済や世界の動向を知ることはいいことですが、その裏側にあるデータを知るこで、より客観的で深い分析ができるようになります。
ニュースやネットの過激な宣伝効果は確かに強力ですが、一時的なものがほとんどです。
報道されるクレームに惑わされず、データを見た冷静な判断が投資をより良い方向に導いてくれます。
特に最近はネット上のフェイクニュースなども流行っています。
データの出典元まで確認してそのデータの信頼性を考慮できれば更に差別化できます。
メリット3:自信がつく
投資で失敗する原因でよくあるのが、株価が下がって不安になったから売ってしまい損をするというケースです。
さまざまな分析をした結果の損切りであればそれで良いです。
しかし多くの初心者は、株価が下がって不安だから売ってしまうことがほとんどだと思います。
この失敗の原因は、投資根拠が脆弱であることです。
つまり、他人の声などの弱い根拠と実際の株の下落を天秤にかけて、今後株が更に落ちる不安が勝ってしまうためです。
このような失敗に対してもデータドリブン投資は効果を発揮します。
さまざまなデータを基に自分で考えた決断は、自分自身に対する説得力が格段に違うため自分の投資の判断に強い根拠を持つことができ、ちょっとした株価の変動では動じなくなります。
結果的に、中長期的に利益を得ることができる可能性が高くなります。
最後に
今日はデータドリブンの3つのメリットを紹介しました。
データドリブン投資を行うには質の良いデータを入手して、自分の意思決定に反映させる必要があります。
とは言っても、データの調査というのはそれなりに時間も手間もかかります。
私はこのブログで、主にアメリカ、そして世界の経済データ、ニュースを発信して皆さんのデータドリブン投資に少しでも貢献したいと思っています。
興味を持っていただいた方は是非読者登録をお願いします!
【目指せFIRE】2021年5月現在の投資成績公開
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
今日は私の5月現在の投資成績を公開したいと思います。
自分の投資成績を公開するのは少し抵抗がありますが、
- 投資初心者の投資ってこんなものなんだよねと共感や安心してくれる人
- 一緒に頑張っていこうと思ってくれる人
が一人でもいてくれれば幸いです。
目次
目標
私の目標は45歳までに株・投資信託等の金融資産で5000万円達成することです。
これを達成するためには毎月10万円を積み立てていけるとしても8%超の運用利回りが必要になってきます。
現状、5万円の積立+スポット購入で月平均投資額が10万円ぐらいになってます。
まあ、こんなに綺麗なグラフには絶対ならないと思いますがw
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html
ポートフォリオ(2021/5/6時点)
投資先 |
金額 |
eMAXIS Slim S&P500 |
274,441円 |
eMAXIS Slim 全世界株式 |
67,676円 |
日本個別株 |
1,225,603円 |
我ながらめちゃくちゃ尖ったポートフォリオですねw
日本株が8割を占めています。
日本個別株は配当や優待を目当てに購入した高配当株、今後の株価値上がりを期待して購入したグロース株・バリュー株がそれぞれ半分ずつになっています。
投資成績(2021/5/6時点)
投資先 |
元本 |
利益 |
eMAXIS Slim S&P500 |
232,000円 |
+42,441円 |
eMAXIS Slim 全世界株式 |
61,000円 |
+6,676円 |
日本個別株 |
1,225,221円 |
+382円 |
配当金 |
- |
+7,698円 |
合計 |
1,518,221円 |
+57,197円 |
現状合計利率が3.7%とまずまず。目標利率の8%には全く到達していないです。
日本株が少し足を引っ張ってしまっていますが今後巻き返し可能だと考えています。
あと、ここには書いていませんが株主優待もいただいています。
成績を見るとS&P500→全世界株式→日本個別株という順に良い成績になっています。やっぱりS&P500強いですね。
今後の方針
今後の方針としては日本株の割合を減らして、アメリカ・全世界の株の割合を増やしていこうと思います。
また、今まで選択肢に入れていなかった海外の個別株などにも挑戦できたらしてみたいなと思います。
最後に
今日は私のポートフォリオと5月の投資成績についてお伝えしました。
5月時点での利益率は3.7%でした。投資一年目としてはまずまずかなと思います。
ポートフォリオは現在作り上げている途中なので、勉強しながら自分なりの最適解を探していきたいと思います。
一緒に勉強したい方、読者登録をよろしくお願いします。
【投資前に要チェック】アメリカの国税調査から分かった面白い特徴3つ
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
最近米国株人気がすごいですよね。私もアメリカの将来性ある企業を見ているとやっぱり米国株だよなーと思わずには入られません。
しかし、みんながいい企業と言っているから投資するというのはデータドリブン推奨派としてはあまりオススメしたくないです。
データを基にした自分独自の分析を入れることでさらに自信を持った投資ができそうですよね。
例えば、日本のバックグラウンドを持った日本人にはすごく魅力的に見える企業でも、アメリカ人からするとあまり魅力的ではない可能性もありますよね。
もっとアメリカのバックグラウンドを知ることで、より深い分析を基に自信を持って米国株への投資ができるはずです。
今日はアメリカについて政府が実施した国税調査の結果を基にアメリカについて一緒に勉強していきましょう。
本記事のまとめ
- 産業別年収からIT産業の調子の良さがわかる。
- アメリカでも独身世帯、晩婚化の増加が見られる。
- 遊びが許される素晴らしい文化がある。
目次
データの重要性
以前の記事でも紹介させていただいていますが、大事なことなので再度書かせてもらいます。
最近話題になった本に"ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しくみる習慣"がありました。
この本では思い込みではなくデータに基づいて世界をみることの重要性を説いています。
例えば、ニュースでは世界の悲惨な出来事ばかり報じていて、ついつい世の中は悪くなっていると考えがちです。
しかし実はデータでみると貧困率低下、生活レベル向上と世の中は良くなっているのです。
この考え方は投資にも通じてくるものがあります。(オルカンを買っている人の中には、"世界がより良くなっていること"を理由としてオルカン買っていたりしますよね。)
皆さんはデータを基に物事を考えることができているでしょうか。
特に米国株投資をしようとした時に、米国、世界の状況が分からないのになんとなく株価が上がっているからと投資している人はいないでしょうか。
もし上記に当てはまる人がいらっしゃるなら、この世界についてデータに基づいて一緒に勉強していきましょう。
データ1: 産業別年収データ
アメリカの国税調査では産業別年収データが公開されています。これ調査結果から、どんな産業が今のアメリカで重要視されているのか分かりそうですね。
年収ランキング上位Top5
1位:コンサル系
2位:情報系
3位:ユーティリティー系 (電気・ガス・水道など)
4位:金融系
5位:ガス、石油採掘系
トップ3産業はほぼ同等の給与水準と言えそうです。
トップ3産業の平均年収の高さにびっくりしますよね。平均年収で1000万円を余裕で超えてます。夢がありますね。
ちなみに日本の平均年収はどの産業でも大体400~500万円程度です。
スキルとハードワークが求められて昔から給与水準が高いコンサルや金融系に加えて、情報系が上位に来ていることから、アメリカでのIT産業の調子の良さが伝わってきます。
あなたが投資を考えている企業がどのセクターに当てはまるのか考えてチェックしてみても何か気づくことがあるかもしれませんね。
データ2: 独身者の割合増加
日本でも独身者、晩婚化の割合増加が問題視されていたりますが、アメリカでも同じように独身者、晩婚化の割合が増えているようです。
25-29歳の独身率が2006年では50%程度だったのに対して、2016年には65%程度に上昇しています。
また、30-34歳の独身率も2006年の30%程度から2016年の40%程度に上昇しています。
人口に占める男女の比率の差はほとんどなかったと思うのですが、男の方が独身が多いのは謎ですねw
年齢が高くなるにつれて、独身率の変化は少なくなってくることから、結婚の時期が遅くなってきている(晩婚化)が進んでいることがうかがえます。
理由についてはこのデータから分からないですが、特にアジア系アメリカ人の独身率が高いようです。(アジア系の独身率が80%超であるのに対して、白人系の独身率はわずか10%程度にとどまっています。)
20~30代の独身世帯をターゲットにした商品・サービスというのも増えていきそうです。
[Source: U.S. Census Bureau]
データ3: 国税調査データにアメフト選手出身地!?
これはデータの中身を見るというよりも、このデータを国税調査がサイトにあることに注目していただきたいです。
国税調査のサイトにアメフトのチャンピョンシップの出場者の出身地がどこなのか書かれたページがありました。日本ではあり得ないですよね。
アメリカ人がどれほどアメフトを愛しているか、そしてアメリカ人の懐の深さ(?)のようなものが分かりますよね。こういう遊びが許されるのは個人的には素晴らしい文化だと思います。
[Source: U.S. Census Bureau]
最後に
今日はアメリカの国税調査を基にアメリカについて見ていきました。以下まとめです。
- 産業別年収からIT産業の調子の良さがわかる。
- アメリカでも独身世帯、晩婚化の増加が見られる。
- 遊びが許される素晴らしい文化がある。
以上、皆さんの投資判断に何かしら貢献できたら幸いです。
【投資前に要チェック】2021年5月世界の現状を知るOECDレポート3選
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
今日は米国株投資を始める前に知っておいてほしい世界のデータを共有したいと思います。
皆さんの投資判断の参考に少しでもなれば幸いです。
本記事のまとめ
- 世界の雇用率が回復傾向
- OECDの景気指標で景気上昇傾向
- 世界のインフレ率は1.7%
目次
データの重要性
最近話題になった本に"ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しくみる習慣"がありました。
この本では思い込みではなくデータに基づいて世界をみることの重要性を説いています。
例えば、ニュースでは世界の悲惨な出来事ばかり報じていて、ついつい世の中は悪くなっていると考えがちですが、実はデータでみると貧困がなくなってきていたりと世の中は良くなっているのです。
この考え方は投資にも通じてくるものがあります。(オルカンを買っている人の中には、"世界がより良くなっていること"を理由としてオルカン買っていたりしますよね。)
皆さんはデータを基に物事を考えることができているでしょうか。特に米国株投資をしようとした時に、米国、世界の状況が分からないのになんとなく株価が上がっているからと投資している人はいないでしょうか。
もし上記に当てはまる人がいらっしゃるなら、この世界についてデータに基づいて一緒に勉強していきましょう。
データ1: 世界の雇用率が回復傾向
OECD(経済協力開発機構)のレポートによると2020年度第4四半期の世界の失業率が前期と比較して1%上昇して66.7%になったとのことです。ただし、コロナ拡大前の2020年度第1四半期と比較すると1.9%低い値となっています。
アメリカ、EU、世界の雇用率は徐々にコロナ前の水準に戻ってきているみたい。日本の雇用率、世界と比べて高いなー。
— えとー🐓積み立て&国内株投資 (@raditaroooo) 2021年5月4日
OECD Chart: Employment rate, Total, % of working age population, Quarterly, Q1 2021https://t.co/ZdmuFCLvKX
世界の雇用率が徐々にコロナ前の水準に戻ってきているのは世界の経済にとってプラスのニュースですね。OECDのレポートを見るとアメリカ・カナダの一時解雇を受けていた人達の雇用が戻ってきているようです。
レポートを見て気になったのが、日本の雇用率が他の国に比べてかなり高いこと。
他の国に比べて解雇しにくい法規制などが関係しているのでしょうか。労働者にとってはありがたいことですが、企業としては柔軟性がなくなりそうですね。
データ2: OECDの景気先行指標(CLI)では景気上昇傾向
OECDでは、景気循環の転換点(好景気→不景気もしくは不景気→好景気)に焦点を当てたCLIという指標を使っています。CLIが上昇から下落に転じると好景気→不景気、下落から上昇に転じると不景気→好景気というような具合です。
このCLIは景気先行指標と言い、実際の景気循環よりも早く先行して指標が動くことから、今後の経済の動きを予め知ることができます。(もちろん誤差はあります)
OECDのレポートによると2021年4月時点で、OECDの主要国であるアメリカ、日本、カナダ、EU諸国のCLIは堅調に続伸しているとのこと。つまり景気は現状上向いている状態ということですね。
先行景気指数のCLIもOECD主要国では続伸しているようです。オルカン欲しくなってくるな。。。
— えとー🐓積み立て&国内株投資 (@raditaroooo) 2021年5月4日
Composite Leading Indicators (CLI), OECD, April 2021 - OECD https://t.co/R59s1JXJ18 @OECDより
CLIの説明もあったので載せておきます。
データ3: 世界のインフレ率は1.7%
OECDのレポートによると2021年2月のインフレ率がOECD諸国全体で1.7%になったとのことです。1月の同レポートと比較して0.2%増していることから、世界の物価が上昇してきていることがわかります。
さらに詳しくレポートをみると、他の国に比べて日本のインフレ率が低いことがわかります。申し訳ないですがインフレ率、為替相場、株相場の関係性をここでお話できるほど詳しくありません。
ただ、単純に考えると他の国ではお金の価値が下がっている中で日本のお金の価値がそのままであれば、円高になっていきそうですよね。
日本のインフレ率が他の国より低いらしい。知識なくてだから何状態なんだけど。。。こっからどんな投資判断になるのか誰か教えてー。
— えとー🐓積み立て&国内株投資 (@raditaroooo) 2021年5月4日
Consumer Prices, OECD - Updated: 6 April 2021 - OECD https://t.co/pMHg5kIs2I @OECDより
最後に
今日はOECDのレポートから世界の現状を見ていきました。全体的に景気が上向いてきていますね。
景気が上向いてきているっていうのは株価見たりTwitter見たりしていたらなんとなく分か理ますが、改めて国際機関の調査レポートを見るとより細かい状況というのが見えてきますね。
今後も定期的に皆さんと一緒にデータから世界の今を見ていきたいと思います。
【テンバガー候補】ディーディーエスを調査してみた
こんにちは。
休日の昼は麺派のえとー(@raditarooo)です。
以前の投稿でテンバガー候補の企業を4つ紹介させていただきました。
その中でも私が気になっているディーディーエスについて調査したので共有したいと思います。
ディーディーエスとは
まずディーディーエスという会社がどのような会社か簡単に見ていくと、指紋認証をはじめとした生体認証の機器、ソリューションを提供しているメーカーです。
創業は平成四年と 他のベンチャー企業と比較すると割と歴史のある会社です。
創業当時から産学連携に力を入れており、会社としても以下の二点をコアコンピテンスと位置付けています。
- 様々な製品にコンピュータを組み込む技術力
- 大学研究などの最新技術の目利き能力
特に指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして国内有数の企業です。
指紋認証などの事業のほかにブロックチェーンの事業も行っているそうです。
ディーディーエスの気になる業績ですが、ここ最近は営業利益、経営利益がマイナスとなっているようです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益 |
---|---|---|---|---|---|
2020年12月期 | 1,156 | -153 | -169 | -173 | -3.92 |
2020年9月期 | 826 | -158 | -203 | -207 | -4.82 |
2020年6月期 | 574 | -73 | -117 | -120 | -2.88 |
2020年3月期 | 192 | -79 | -127 | -129 | -3.11 |
2019年12月期 | 1,164 | -164 | -266 | 23 | 0.56 |
ディー・ディー・エス (3782) : 決算情報・業績 [DDS] - みんかぶ(旧みんなの株式)
現在(2021/5/4)の株価は209円、年初来高値が241円、年初来安値が198円です。
セキュリティ市場の将来性
IT専門調査会社のIDCが国内の情報セキュリティ製品市場とセキュリティサービス市場の2024年までの予想を発表しました。
セキュリティへのニーズの高まりによって、2019年~2024年における年間平均成長率は6%で、市場規模は2019年の2,837億円から2024年には3,798億円に拡大すると予測しています。1.3倍強ですね。
背景となるのはリモートワークの拡大、それに伴うクラウド環境の利用機会の増加によるクラウド環境へのセキュリティニーズの高まりがあるとのことです。
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ47238021
つまり、ディーディーエスが事業を行っているセキュリティ市場の需要というのは今後ますます高まってくることが予想されます。
投資判断とその理由
以上の情報から私の投資判断ですが、 もう少し様子を見てからディーディーエスの株購入しようと思います。
理由は以下の3つになります。
- 現在の株価が209円とここ1年間の底値に近いこと
- 現在の業績よりも将来性を加味した投資が今後行われる可能性が高いこと
- 今後、セキュリティ市場の需要が高まることで好感を持てるニュースが増えていくことで、投資家たちが将来性を見出す可能性が高いこと
と強気に言ってみましたが、やはり不安は残るのでとりあえず300株で様子を見ようと思います。
最後に
今後、様々なものが情報化され、情報が価値を持ってくる時代になります。それは若い現役世代だけでなく物忘れの激しいシニア世代にも同等に押し寄せるものになります。
パスワードを複雑にして、短い周期で何回も変えることが今のセキュリティ向上策の常套手段になっていますが、シニア世代のことを考えるとそんな可哀想なこと言えないですよね。
是非、生体認証を世の中に広めて、お年寄りも暮らしやすい情報社会を作っていただきたいと思います。