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【投資初心者注意】 ほったらかし投資のデメリット3選

こんにちは。えとー (@raditarooo)です。

 

最近、オルカンやS&P500連動のETF/投資信託に集中投資するインデックス投資家が増えていますね。

 

インデックス投資のメリットは

  • 手間がかからない
  • 分散投資ができる
  • 安定したリターンが見込める

などがあり、忙しい主婦やサラリーマンにとっては本当にありがたい存在ですよね。

 

ETF/投資信託にお金を入れてほったらかしてたらお金が増えていくというほったらかし投資の書籍もよく目にします。

 

 

一見メリットばかりのほったらかし投資ですが、デメリットはないのでしょうか。

 

人間は自分に都合の良い情報しか取り入れようとしない心理的バイアスがあります。

 

ほったらかし投資を始める上でメリットばかり見ていた方は一度デメリットにも目を向けて冷静にほったらかし投資を分析してみてはいかがでしょうか。

 

本記事では投資を1年経験した筆者が実際に感じたほったらかし投資のデメリットをあげたいと思います。

 

本記事のまとめ

ほったらかし投資のデメリット

  • 配当・株価優待がない
  • 短期的な利益はあまりない
  • 元本割れリスクに対する心構えができない

 

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デメリット1: 配当・株主優待がない

配当がある投資信託もあると思いますが、ほったらかし投資でよく選ばれているのは分配金を自動で再投資する投資信託がほとんどだと思います。

 

基本的にほったらかし投資は、長期的な視点に立ってメリットを得ようとする投資手法です。

 

例えば20年間もの長い間、コツコツ節約して積立NISAを継続して行くのは精神的にかなり大変だと思います。

 

自分の努力に対して少しぐらい見返りが欲しいのが人間です。

 

その点で言うと、配当金や株主優待は自分の頑張りに対しての見返りをわかりやすい形で受け取ることができます。

 

 

私はインデックス投資と優良高配当株を自分の目的に照らし合わせてバランスを考えて投資を行っています。

 

有名ブロガーのコビト株さんは優良高配当株への投資を行い、配当金は再投資に回すのではなく、どんどん使っていくことを推奨しています。

 

ずっと積立し続けるよりもこっちの方が自分のスタイルに合っているという方はぜひ参考にしてみてください。

kobito-kabu.com

 

デメリット2:短期的な利益はあまりない

多数の企業に対して分散できるメリットがある反面、各株価の上下が平均化されるため短期的な利益が見込めないデメリットがあります。

 

そのため短期でガツンと稼ぎたいと考えている方にはあまり向きません。

 

私も投資信託を始めて間もない頃は、基準価額の動きが小さいのにやきもきしていました。

 

例えば20年前アップルの株を買っていれば今頃その株価は100倍以上になっていました。と言う話はよく聞きますが、そのような投資ドリームは投資信託では起きることはないでしょう。

 

リターンが小さくなる分リスクも少なくなるのでメリットでありデメリットでもありますが、自分の計画に照らし合わせてどのくらいの利率を目指しているのか、どのくらいのリスク許容度があるのか等を考えてポートフォリオを組んだ方が目的にあった手段になります。

 

デメリット3:元本割れリスクに対する心構えができない

私はこれが1番のデメリットだと思っています。

 

現在、アメリカや全世界の株価は上昇傾向にあり、インデックス投資を実施している人達はその恩恵を受けているはずです。

 

Twitterなどをみていても投資初心者の多くの方がインデックス投資で20%の利益率を達成しています。羨ましいですね。。。

 

ただし、これはあくまで株価が上向いてきている今だからの話です。

 

ご存知の通り景気には波があります。今増えた20%の利益がある日突然0%もしくはマイナスに転じることも可能性としてはもちろんあります。

 

初めて元本割れを経験してしまうと、不安で押しつぶされそうになり、感情的な決断をしてしまうこともあります。私も株を始めて間もなく元本割れを経験し、気が動転してしまい、損失を出してしまうことがありました。

 

特にほったらかし投資をしてる投資初心者の方は本やYouTubeでおすすめしたからやってみたというように自分の投資に対する根拠が薄い状態で投資している方が多いと思います。

 

そんな中で利益率がマイナスになると、どうしても不安から感情的な判断をしてしまします。

 

景気が下向いた時に感情的な決断をしないためには、自分の投資決断に十分な根拠を持った状態にしておく必要があります。

 

投資根拠を築き上げて、感情に揺さぶられないようにするためには、データを基にした自分なりの分析が不可欠と考えます。

 

ほったらかしていたら100%儲かるなんて話はありません。投資の世界に足を踏み入れる限り、日頃のデータ収集・勉強を少しでもやっていった方が損する確率は低くできそうです。

 

最後に

ほったらかし投資のデメリットを紹介しました。

ほったらかし投資のデメリット

  • 配当・株価優待がない
  • 短期的な利益はあまりない
  • 元本割れリスクに対する心構えができない

 誰かがほったらかし投資は良いと言っていたからと言うだけで投資判断するのではなく、デメリットにも目を向けて自分の目的に合う手段なのか自分自身で考えて決断することが大切です。