【テンバガー候補】ディーディーエスを調査してみた
こんにちは。
休日の昼は麺派のえとー(@raditarooo)です。
以前の投稿でテンバガー候補の企業を4つ紹介させていただきました。
その中でも私が気になっているディーディーエスについて調査したので共有したいと思います。
ディーディーエスとは
まずディーディーエスという会社がどのような会社か簡単に見ていくと、指紋認証をはじめとした生体認証の機器、ソリューションを提供しているメーカーです。
創業は平成四年と 他のベンチャー企業と比較すると割と歴史のある会社です。
創業当時から産学連携に力を入れており、会社としても以下の二点をコアコンピテンスと位置付けています。
- 様々な製品にコンピュータを組み込む技術力
- 大学研究などの最新技術の目利き能力
特に指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして国内有数の企業です。
指紋認証などの事業のほかにブロックチェーンの事業も行っているそうです。
ディーディーエスの気になる業績ですが、ここ最近は営業利益、経営利益がマイナスとなっているようです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益 |
---|---|---|---|---|---|
2020年12月期 | 1,156 | -153 | -169 | -173 | -3.92 |
2020年9月期 | 826 | -158 | -203 | -207 | -4.82 |
2020年6月期 | 574 | -73 | -117 | -120 | -2.88 |
2020年3月期 | 192 | -79 | -127 | -129 | -3.11 |
2019年12月期 | 1,164 | -164 | -266 | 23 | 0.56 |
ディー・ディー・エス (3782) : 決算情報・業績 [DDS] - みんかぶ(旧みんなの株式)
現在(2021/5/4)の株価は209円、年初来高値が241円、年初来安値が198円です。
セキュリティ市場の将来性
IT専門調査会社のIDCが国内の情報セキュリティ製品市場とセキュリティサービス市場の2024年までの予想を発表しました。
セキュリティへのニーズの高まりによって、2019年~2024年における年間平均成長率は6%で、市場規模は2019年の2,837億円から2024年には3,798億円に拡大すると予測しています。1.3倍強ですね。
背景となるのはリモートワークの拡大、それに伴うクラウド環境の利用機会の増加によるクラウド環境へのセキュリティニーズの高まりがあるとのことです。
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ47238021
つまり、ディーディーエスが事業を行っているセキュリティ市場の需要というのは今後ますます高まってくることが予想されます。
投資判断とその理由
以上の情報から私の投資判断ですが、 もう少し様子を見てからディーディーエスの株購入しようと思います。
理由は以下の3つになります。
- 現在の株価が209円とここ1年間の底値に近いこと
- 現在の業績よりも将来性を加味した投資が今後行われる可能性が高いこと
- 今後、セキュリティ市場の需要が高まることで好感を持てるニュースが増えていくことで、投資家たちが将来性を見出す可能性が高いこと
と強気に言ってみましたが、やはり不安は残るのでとりあえず300株で様子を見ようと思います。
最後に
今後、様々なものが情報化され、情報が価値を持ってくる時代になります。それは若い現役世代だけでなく物忘れの激しいシニア世代にも同等に押し寄せるものになります。
パスワードを複雑にして、短い周期で何回も変えることが今のセキュリティ向上策の常套手段になっていますが、シニア世代のことを考えるとそんな可哀想なこと言えないですよね。
是非、生体認証を世の中に広めて、お年寄りも暮らしやすい情報社会を作っていただきたいと思います。