【米国株投資】2021年4月上場の注目米国株3選
こんにちは。えとー (@raditarooo)です。
今日は2021年4月に新規上場した注目のアメリカ株について売り出し価格が大きいものを3つ紹介したいと思います。
新規上場の株を知っておくことで、今のアメリカについて知ることができます。
もしかしたら将来GAFAMと並ぶ企業が出てくるかもしれないと思うとワクワクしますね。
本記事で紹介するIPO株
- Coinbase
- Robinhood
- TuSimple
目次
1. Coinbase
Coinbaseはアメリカ最大のビットコイン、暗号資産の取引企業です。ご存知の方も多いかもしれませんね。実は上場したのはつい最近なんです。
5600万人のユーザー、100カ国以上での取り扱い、2230億ドルの資産を持つ、まさにビットコイン界の雄です。
暗号資産の時価総額は今や1600兆円を突破するほどに市場は拡大しています。将来性はバッチリですね。
直近の財務状況を見ても右肩上がりに業績が上がってきていることがわかります。
Coinbaseの財務状況
https://s27.q4cdn.com/397450999/files/doc_financials/2021/q1/Q1'21-COIN-Shareholder-Letter.pdf
株価を見てみると、上場初日から下がってきていることがわかります。期待の高さから初日にかなりの高値になっていることから、今下がっているのは自然な気がします。
今後の株価推移に注目していきたいです。
Coinbase株価推移
2. Robinhood
投資界隈では話題になったRobinhoodの上場も最近でした。
Robinhoodの特徴は何と言っても手数料なしで株の売買ができることです。 これによって多くの20~30代の若い世代が投資を始めるきっかけになりました。
従業員数が3000にも満たない会社が世界を変えるのですから、やっぱり米国株には夢がありますよね。
2020年5月には1300万人のアクティブユーザーが登録されている事を公表しています。現在はユーザーが2000万人になっていることが予想されています。
全ての人に金融取引を解放するとうビジョンを持って作られた会社という事もあり、ホームページでは初心者でも投資の勉強ができるように、投資の情報が発信されています。
Robinhooodの収益源はプレミアム会員の会員料金、売買データの販売などになります。
Robinhoodの収益は毎年倍増しており、成長率の高さが伺えます。
Robinhoodの財務状況
ただし、手数料の無料化が他の企業でも行われるようになってきたため、何かしらの差別化を行うことが今後の成長の鍵になりそうです。
株価を見ると、Robinhoodの株価は上場当初は急激に値上がりしましたが、その後ゆっくりと下降しています。
Robinhood株価推移
3. TuSimple
中国の自動運転トラックのスタートアップ企業であるTuSimple(ツーシンプル)を紹介します。
トラック業界の安全と効率を向上することを目標にに立ち上げられた企業です。
知らない人も多いと思いますが、今後の市場規模が4兆ドルとされているトラック運送業界において、自動運転のリーディングカンパニーとして期待されています。
TuSimpleの売り上げは年々上がってきていますが、営業利益は右肩下がりです。
営業利益の赤字は開発費の高騰が原因になっているようですので、今後の売上が伸びていけば挽回可能です。
モルガン・スタンレーもTuSimpleに対しては楽観的な見通しを示しています。
TuSimpleの財務状況
TuSimpleの株価をみてみます。
赤字の発表により一度は株価が下がりましたが、その後反発し、日々上下に動いている状態です。
JPモルガンは目標株価を55ドルに設定しているとのことなので、まだまだ伸び代がありそうな株です。
TuSimpleの株価推移
その他の企業
他にもモバイルアプリ市場で急成長を遂げているApplovinやロボティクス・プロセス・オートメーションのプラットフォームを開発するUiPathなど、今後の成長が期待される企業が上場しています。
Applovinの株価推移
UiPathの株価推移
最後に
4月に上場した米国株の中でも今後の成長が期待される注目株を紹介しました。
本記事で紹介したIPO株
- Coinbase
- Robinhood
- TuSimple
その他で紹介したApplovinやUiPathも含めて、時代の変化にしっかり乗った事業を展開している素晴らしい企業が多かったです。
今後の成長が楽しみです。